Javaの基礎

2023.03.30

Javaは、プログラミング言語の一つで、オブジェクト指向プログラミングに対応しています。Javaの基本的な文法には、変数、制御構造、メソッドがあります。

変数

Javaでは、変数を使用してデータを保持することができます。変数は、データ型と変数名を指定して定義します。

以下は、Javaで変数を定義する例です。

int x = 5;
String message = “Hello, World!”;

上記の例では、変数xに整数値5を、変数messageに文字列"Hello, World!"を代入しています。

制御構造

Javaでは、if文、for文、while文、switch文などの制御構造を使用して、条件によって処理を分岐したり、繰り返し処理を行うことができます。

以下は、Javaでif文を使用して分岐処理を行う例です。

int x = 5;
if (x > 0) {
  System.out.println("x is positive.");
} else if (x < 0) {
  System.out.println("x is negative.");
} else {
  System.out.println("x is zero.");
}

上記の例では、変数xが0より大きい場合は”x is positive.”、0より小さい場合は”x is negative.”、0の場合は”x is zero.”と表示します。

以下は、Javaでfor文を使用して繰り返し処理を行う例です。

for (int i = 1; i <= 10; i++) {
  System.out.println(i);
}

上記の例では、変数iを1から10まで1ずつ増やしながら、System.out.printlnメソッドを使用して、変数iを出力します。

以下は、Javaでwhile文を使用して繰り返し処理を行う例です。

javaCopy codeint i = 1;
while (i <= 10) {
  System.out.println(i);
  i++;
}

上記の例では、変数iが10以下の間、System.out.printlnメソッドを使用して、変数iを出力します。変数iは1から始まり、1ずつ増やされます。

メソッド

Javaでは、複数の処理をまとめて一つの処理として実行するためのメソッドを定義することができます。メソッドは、クラスの一部として定義され、他のメソッドやプログラムから呼び出すことができます。

public class Calculator {
  public static int add(int a, int b) {
    return a + b;
  }
}

上記の例では、Calculatorクラスの中に、addメソッドを定義しています。このメソッドは、引数として2つの整数を受け取り、それらを足した結果を返します。

以下は、Javaでメソッドを呼び出す例です。

javaCopy codeint result = Calculator.add(5, 3);
System.out.println(result);

上記の例では、Calculatorクラスのaddメソッドを呼び出し、引数として5と3を渡しています。このメソッドの戻り値である8が変数resultに代入され、System.out.printlnメソッドを使用して、8が出力されます。

これらはJavaの基礎的な概念の一部であり、Javaを学ぶ上で重要な基盤となります。しかし、Javaは非常に広範囲なプログラミング言語であり、多くの機能があります。そのため、より高度なトピックを学ぶ前に、これらの基礎的な概念をしっかりと理解しておくことが重要です。